まずMITでお勉強中の保護者からコンピューターのプログラミングについてのプレゼンテーション。
幼稚園から小学校年齢の子どもたち相手なので、もちろん内容は簡単ですが、それでも子どもたちはちょっと退屈そうだったかも……。
でもプレゼンが終わって質疑応答の時間になったらどんどん手が上がります。さすがアメリカの子どもたち!
次はクラス単位での発表。うたこのクラスはfloating deviceを作って水に浮かせた結果について。うたこの彼氏(笑)ともう一人が代表で発表しました。
その後に個人のプロジェクトの発表。
うたこは去年は植物についてやりましたが、今年は自転車のdrive train(駆動部分)について。(頭にH2Oつけているのはキンダー全員で水分子の歌を歌ったので。笑)
人から始まって、
部品をひとつずつ描いて、
最後に全体図。
うたこのクラスからはほかに2人が参加。
プリスクールからずっとうたこと同じクラスのEくんは太陽系について。
太陽系の惑星の模型どこかに売ってるんでしょうか? なんかかっこいいね。
LちゃんはNana(おばあちゃん)の協力で、石について。
幼稚園児でこれだけできれば立派でしょう!(もちろん大人の協力あってですが。)
去年のJK(年中)クラスの先生が「JKの子たちもやらせればいろんなことができるのよ」と言っていましたが、本当にそう。今年キンダー(年長)になって宿題も難しくなり、答えが2桁になる足し算したり、extraordinaryなんて長い単語を書いてみたりしていますが、できるんですねー。
決して自分の子が賢いとか自慢しているわけではないし(笑)、小さいときからどんどん勉強させるほうがよいと言っているわけでもありません。信じてやらせてみるのって大切だなーと思うだけです。やらせてみると案外楽しんでやってたりします。
勉強以外の面でも、先生たちが小さな子たちにも人間としてちゃんと向き合ってくれているのに感心します。
うたこの誕生パーティに行ったとき、クラスの男の子二人のあいだでちょっとしたもめごとがありました。どこか別の教室から戻ってくるときに誰かが誰かを抜かし、抜かされた子が抜いた子を怒って押したとかなんとか。
教室に帰ってくるとほかの子どもたちが即担任の先生に報告。先生はまず子どもたちを輪に座らせ、話をきちんと聞きます。当たり前かもしれないけど、この先生の態度にまず感心。そしてそのあとの子どもたちにも感心。5、6歳の子どもたちがきちんと挙手して先生に指名されてから話すんですよー。
話を聞いた先生、「そんなことしちゃダメでしょ!」と頭ごなしに叱るのではなく、「そういうときはどうしたらいい?」と質問の形で問いかけます。
私の子ども時代と違うな~。
もうひとつ、私の学校時代と違うこと。それは子どもたちが騒がしくなった時の対処法。「静かにしなさーい!」と声を張り上げるのではなく、ピースサインをして手を上に高く上げます。それに気づいたほかの大人(や子ども)も同じように手を上げ、皆自然に静かになる……という仕組み。
このことを以前ツイッターで話したら「そんなことで静かになるわけない」みたいに言われたんですが、なるんですよ。絶対に。(ちなみにうたこの学校はふつーの公立小学校で、特にお行儀のよい子が集まっているとかいうわけではありません。)
これはたぶんほかの学校でもやっていると思います。日本もやればいいのになー。そしたら先生たち声を枯らさなくてもすむから(笑)。
なんだか話がどんどん逸れてきましたね。
とにかく言いたかったのは、信じてやらせてみるとけっこうできるよ!ということ。子どもたち、すごいね!!
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